私の塾の生徒さんたちもいろんな人がいる。
主婦。
運送ドライバー。
看護師。
コンビニ店員。
年金生活者。
中小企業の社長。
運送会社の役員。
上場企業の社員。
元ニートの青年。
エトセトラエトセトラ。
でも、別に肩書がどうとか、これまでの経験がどうとか、そういうのはあまり私のやってるトレードには関係はない。
要は真面目に真剣に取り組む姿勢をもって、前向きに行動できるかどうかだ。どれだけ立派な仕事をしている人でも、逆にこれまでに何もかもうまくいかなかった人でも、きちんと向き合う人は成果を出している。
とりあえず連絡があった限りでは、今日の生徒さんたちもなんだかんだ負けてない。
連絡を聞いてホッとする。自分が勝つ負ける云々より生徒さんが勝つのがやっぱりうれしい。
今日はとある銘柄のおかげでとある生徒さんがなかなかの利益を手にした。
原資比で2％強だ。彼女もずっと勝てない時期があって、一時期はトレード辞めようか悩んだ時もあった。
でも、結局しっかり自分と向き合って、今は自分のトレードスタイルをある程度確立し、しっかりルールを守って日々のトレードに向き合っていらっしゃる。
またある生徒さんは、7年以上投資に向き合ってきて全然勝てなかったが、入塾後順調に利益を伸ばしている。今日は投入原資比率で1.6％強ぐらいらしい。
近いうち原資を増やす、仕事と両立しながら楽しんでトレード出来ている、と話してくれている。
今日のトレードを休んでいる人もいる。気持ちがのらない、準備が出来てない、旅行に行ってるなど。まあ別に毎日毎日絶対トレードしなきゃなんないわけじゃあない。下手に準備が出来てない状態でトレードするぐらいなら休んだほうがいい。
私は今日はそう多くは勝てなかった。でも負けはしなかった。日々で言えば、みんながみんな同じような利益を得られるわけじゃない。
でもきちんと向き合ってやっている生徒さんたちは、みんなしっかり利益を伸ばしている。今年負け越している人は私が聞いている限りでは一人もいない。
そうやって、自分の強さ弱さと向き合ってそれを受け入れられた人は、多分私はどんなトレード手法でも、その手法にある程度の優位性があれば、基本的にそう大きく負けたりはしないと思っている。
直近でうれしかったのは、これまでなかなかルールを守れなかった生徒さんが、しっかり自分と向き合って敢えてトレードに入らない時期を作り、その後復活して今日しっかり利益を出したことだ。
彼もこれまでなかなか勝てなかった。大きく勝ったり大きく負けたりの繰り返しで、ルールを守るのが難しいメンタルをどう制御するかに苦心していた。
トレードに向き合う環境はみんな違う。
画一的な手法の提供だけでは、継続的にトレードで勝っていくことは難しい。何がトレードで大事なのか、そしてどう向き合えばいいのかというのをしっかりとメンターと相談しながら進めていく環境が最も大事だと言ってもいいかもしれない。
手法などいくらでもある。私も数百種類の手法を持っている。いたってシンプルなものから複雑怪奇なものまで存在するが、手法もツールも、扱うのはあくまでトレーダーその人だ。
ここがわからない人はきっと何をやっても、どんな手法を受け取っても相手を詐欺師扱いして自己正当化バイアスに陥り、市場から退場していくのだ。
私にとって生徒さんたちは宝であり、仲間だ。
一緒に将来の夢を語り、いつかこの国の社会をより良いものにするための活動を共に行っていく仲間だ。みんな志をもって、トレードに向き合っている。
出来るだけ早く、まだ見ぬ仲間に出会いたい、そう思っている。
8/24 結果
6銘柄でトレード
対原資比 0.306％（原資¥1,000,000だとして約¥3,000）
