残暑が厳しい。なんだかんだ外を歩くと汗が噴き出る。こうしてみると普段の運動不足がたたっているなと思ったりする。
今日は久しぶりに師との一席だった。師の自宅を訪ね、教えを請い、新たな価値観と手法を手にする。
自分の浅はかさと傲慢をただしてくれるこの時間は、私にとってなによりかけがえのないものだ。
師の厳しい言葉の中にも暖かさとやさしさを感じる。こういう人なのだ。彼は毎年毎年、自分の投資で得た利益からかなりの額を恵まれない子供たちのために寄付をしている。もう何年もだ。この行為を中には、偽善と呼ぶ者もいるのかもしれない。でも、偽善でできることではない。それこそ、その額はとても一回の年金生活者が毎年拠出できるような金額ではない。
これを偽善というなら、そういう人はどんな善を行っているのか問うてみたい。
汗をかきながら帰宅し、明日の分析に入る。そんなに時間を取られるようなこともない。せいぜい30分1時間程度のことだ。慣れてしまえば、だれでも私と同じようにトレードできる。法が許せば、小学生でもできるだろう。覚えてしまえば。
きっとこんなことを言っても信じる者は少ないのだろう。詐欺だと思う人もいるかもしれない。いやきっと大半の人はそう思うのだろう。
それは結局、自分が何も知らないということをさらけ出しているだけなのだ。
さて今日のトレードは見事に判断がハマった。といっても判断してくれるのは私の作ったツールだ。私はそれに従っているにすぎない。
といっても自動売買とかではない。生徒さんもきちんと何をこのツールがやっているのか、ということをわかったうえでトレードを行っている。
だから自分で探せるのだ。私があれやこれや銘柄の情報を伝えることはない。ツールの使い方やデータの見方は教えるし、トレーダーとしてどうあるべきか、ということを学ぶファイナンス理論の話もする。
だが、原則銘柄を探すのは生徒さん自身だ。私はツールの開発者としてそのフォローアップをやっているだけだ。
で、結局今日は1日の結果としては良いほうだろうと思う。今日の日歩(一日の対投入原資比利回り)を年末まで維持出来たら、約7.1倍になる計算だ。まあ、実際のところはこの日歩を維持し続ける、というのはあり得ないことだ。もっと低い位置だろう。必ず勝ったり負けたり、勝率は5:5になるのだから。
勝って学べることはこれに驕るな、ということを自分に言い聞かせることが出来る、そのぐらいのことだ。
こういう日もある、ぐらいに考えておかないと足元をすくわれる。
「英雄を気取ってはいけない。 自己中心的な考え方をしてはいけない。 常に自分自身 とその能力を疑ってみる。自分はうまいんだなどと思ってはいけない。そう思った瞬間、破滅が待っている」
ポール・チューダー・ジョーンズ『 マーケット の 魔術師』 より
8/28 結果
12銘柄でトレード
対原資比 2.334%(原資¥1,000,000だとして約+ 23,000)