Office TEAM101

ライフマネジメントアドバイザー TEAM101のブログです。

歴史にも経験にも学べ

田舎というのはいい。

田園の風景は本来日本の原風景だ。私の実家も田舎の農家であり、この時期は稲穂にすっかり実が成り、風になびく姿が郷愁を誘う。

 

この田園風景の一角に、私の生徒さんが住んでいる。私は基本的に法人の顧客を持たないが、このご家庭は特別だ。一族に生徒さんが4人もいるので、事実上親戚のような付き合いをしている。会社をされているので、その会社のこともコンサルとしてご利用いただいている。

今日はここにやってきてうれしかったことが一つある。

生徒さんの一人でここの息子さんが、自分の過去としっかり向き合い、前に進むことが出来ている、それ私のおかげだと礼を言ってくれたことだった。彼に言わせれば、過去の自分は人とのかかわりをシャットアウトし、出口のない中でずっと向き合うことから逃げていた。でも私とのかかわりで前を向くことが出来たと言ってくれた。

 

それは、トレードというものに向き合いはじめ、自分のやりたいことやたどりたい人生、そういうものをきちんと見据えることが出来たからだと言っていた。

 

私は彼に若いころの自分を見ているようで、いろいろと話をしたりしていたのだが、結果、彼にとっては私が、私にとっての師であるように、人生を変えてくれた存在だ、ということになっていたようだった。

 

これはライフマネジメントという仕事をしてきて本当によかった、と思える瞬間だった。

 

ニートのような生活をして彼の家族、特に母親に心配をかけていた彼は、今や将来を真剣に考えて、家業を継いでいこう、とする経営者の卵である。

 

さて、今日の相場はジャクソンホール会議のこともあり、しんどい相場ではあったし、結構な損失を出した生徒さんもいたが、だんだんみんな少々の損失は織り込むべきことで、逆にそれがないということになると大きな負けを心配するようになり始めた。

これは良い傾向だ。相場というものは勝ったり負けたりするものだ。勝ち続けることにしかフォーカスしない者は必ず痛い目にあう。

 

負ける、ということから学ぶ者だけが生き残れる。そういう世界だ。

 

それを己の経験でも、歴史からも学ぶことが出来る者は強い。

徐々に生徒さんたちが、そうやって壁を乗り越えていくことが出来ているのが私には何よりの喜びなのだ。

 

 

8/25 結果

7銘柄でトレード

対原資比 -0.656%(原資¥1,000,000だとして約-¥7,000)