叔母は太陽のような人だった。
私の母とよく似たひとだった。よくしゃべる。常に前向き。自分のことよりもまず家族。
そういう人だった。
子供を連れてお宅に伺うと、よく子供らにブドウを買ってきてくれて渡してくれた。
5年闘病し、余命宣告を受けても周りの人を気遣うような人だった。私が子供のころから本当に良くしてもらったと思う。
残された叔父がずっとさみしそうに棺の前に立ち尽くしていたのを見て、涙が出そうになった。
彼らには2人の子供がいる。私には従姉弟にあたる。
普段あまりしゃべらない彼らと久しぶりに話した。
お互いもうずいぶん歳を重ねたものだ。
私にも、こういう日がやってくる。
必ず。
9/13 結果
トレード休み