Office TEAM101

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信頼とは

ビッグモーターに損保ジャパンにジャニーズ。

 

これらの会社に共通して言えるのは、戦後まもなく高度経済成長期に起業した経営者が、その感覚のまま「バレなきゃOK」的な感覚で続けていた経営スタイルや考え方が根底にあると私は思う。

会社も社員も自分の所有物だ、と考えている中小企業は今でも割と多い。会社、になった瞬間株主としての責任と経営者としての責任というのが違うということをわからないまま経営者になっていて、それがそのまま大きくなっている会社も多い。

 

芸能界、保険業界、中古車業界。

どれも黒い噂の絶えない業界だが、そもそもそれらすべてが昭和のビジネスモデルだ。

そういうのが通用しなくなってきている、というのが令和の今なのだろう。

 

私の車は市内から少し離れた小さな中古車整備工場だ。

ここの社長がビッグモーターのことについて言っていた。

デカいところはみんなやってる。どう考えてもこういう商売でいきなりあそこまで短期間にデカくなれるわけがない。保険の取り方だって、整備だって、正直大きな実入りがあるわけじゃない。中古車屋は車売ってなんとか維持できるみたいなところがある。それだって大きいところが勝ちやすい。仕入れが難しいから。オークションだって最初から出来レースのとこが多いし、板金修理じゃそこまでポンポン儲けられるような粗利は稼げない。それで1500万の給料払うってありえない。だからデカいところは大なり小なり悪いことやってるんすよ。真面目にやってるやつらはみんなわかってますよ。

 

と。

 

信頼とは何かだ。どんな業界でも、もしかしたらこういう後ろ暗いことってあるのかもしれない。

顧客にわからなければよい、というようなことがまかり通っている事例など、実は吐いて捨てるほどあるのだろう。この芸能界や中古車業界に限らず。

 

だがそれは、サービスを提供する側の責任という意味でも、消費者としての正しい姿、という意味でも、世の中が自分のことしか考えなくなってしまったがためにこうなってしまったのだと私は思う。

 

他山の石としなければならない。私も、顧客の信頼を裏切らないように、顧客の見えてないところにどれだけの熱意と労力をかけるか、ということを惜しまない姿勢こそ、きっと信頼を勝ち得る最強の武器になると私は信じている。

 

こんな時代だからこそ、そういう思いや信念で行動する人間は強いのだ。私も常にそうありたいと思っている。日々、まだまだ、こんなものじゃお客様に申し訳ない、と思いながら。

 

 

9/7 結果

 

本日はメジャーSQ前の為トレード休み