これは、本日の日経新聞に出ていた、金融庁がSNS投資詐欺広告への規制について強化する、というニュースに添付されていた、Facebookなどで頻発する投資詐欺の被害件数と被害額の推移である。
ちょっと冷静に考えれば、そういった広告に引っかかる心理が何か、というのが分かるはずだ。
そもそも、本当に儲かる方法だというなら人に教える必要はないわけだ。自分でそれをやっていれば、わざわざ人に自分のやり方を教えるなんて言うのはリスクでしかない。
私も投資を教えているが、本当は教えなくていいなら教えずに済ませたい。
今、投資塾をやっているのは、成功した仲間とともに、一人の力ではなくみんなの力でより広い範囲で社会貢献を行っていくことが目的にあるためだ。だから生徒として迎える人の数は限定しているしそういう気持ちがない人はどれだけお金を払うと言われても絶対に生徒にはしない。
また、その人数に達した時点で私は教える人を増やすのをやめるつもりでいる。これまで教えた人数と同程度の人数の方が生徒さんになられた時点で、私は一切自分の手法を外に出すことはなくなる。
実際、この銘柄が上がる、そういった銘柄教えます、なんていうのはすべからく怪しい話だ。理論的に考えればそんなことは何ら特別な情報を持っていない一般の人間がわかるわけがない。金融機関だって、その投資情報を流す、というところには自分のところから金融商品を買ってほしいから何も知らないあなたにわかったようなことを言って上りもしない金融商品を押し付けてくる。そんな話はこれまでたくさん見てきた。
正しく金融リテラシーとファイナンス理論、そして行動経済学を実践を通じて学ぶことが出来れば、こんな詐欺には引っかからないですむはずだ。
みんな目先の100円に踊らされていることに、早く気が付いたほうがいいと思う。
そして、扉が開いているうちに入って何をすればいいのか学ぶことが必要だ。
ネットや本に書いてある情報だけを鵜呑みにして、勝っていけるほど金融市場は甘くないのだ。
どうすればそんな場所で学べる?
どうすれば持続的に資本を増やせる?
その答えはここにある。
共に学ぼう。