Office TEAM101

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Priceless

今日は面会交流日だった。

 

私はバツイチで、元妻のところに2人の子供を残してきている。離婚してもうすぐ7年になる。離婚の経緯についてはあれこれここで語るようなことではないが、互いに有責配偶者ではない。

子供たちにとっては私たちのことはなんら関係のないことだから、私は父親としての役割はきちんと果たそうと、養育費も面会交流も欠かさず行っている。当たり前のことだと思うので、続けているだけだが、これを聞いて「あんた偉いよ」ということを言う人がいる。ここでは、多くはこの件について語らない。ただ、事実を書き述べるにとどめる。

あれこれと勝手な意見を言ってくる人もいるが私は意に介さない。人の事情も知らないくせに、いや知っていようと自己の正義感だけで無用な心配をしていただくのは申し訳ないので黙って放っておいてほしいとか思う。

 

さて、今日は面会交流日だったのでひと月ぶりに子供たちとゆっくり過ごした。長男は中学3年、今年高校受験だ。下の長女は小学校5年生。

二人ともいわゆる反抗期かつ思春期真っただ中だ。

とはいえ、面会交流の日は楽しみにしてくれているようだ。いつも迎えに行くと駆け寄ってきて嬉しそうに車に乗ってくれる。

この子供たちとの時間が私にとっては本当にかけがえのないものだ。この時間の為に生きている、と言ってもよい。

 

昼ご飯には得意のスパイスカレーを作ってやり振舞った。長男は特にこのカレーが気に入っているようで、2杯もお代わりして満足げにするとソファーの上でするすると眠ってしまった。

気が付くと娘のほうもすやすやと寝息を立てている。

 

少し窓を開けて風を入れてやり、タオルケットをかけてやって頭を撫でてやると二人とも気持ちよさそうにしている。

 

こんな何でもない一日が、私にとっては宝物なのだ。当たり前ではないこの時間を私はとても大切にしている。

子供たちはそう思ってくれているのだろうか、と思うこともあるが、いつもいつも別れ際にずっと手を振り続けてくれる子供たちの顔を見ていると、同じ思いでいてくれるはずだ、と自分を納得させて家路につく。

 

娘は、いつも宝物を置いて行ってくれる。娘が得意にしているイラストだ。毎回何かA4のコピー用紙に絵をかいて残していく。もちろん、一枚残らず保管してある。

その宝物を大事にしまってから、ロックグラスにウイスキーを注ぎ込んで一気に飲み干して、いつも面会交流の日の夜は眠りにつく。

これで明日からも頑張れそうだ。